New!【 2014 報恩講 】 11月14日(金)~11月16日(日)

今年も、宗祖親鸞聖人の御命日法要である報恩講の季節になりました。

浄土真宗の教えをいただく門信徒にとっては、1年の中で一番大切な時間となります。

常瑞寺では3日間お勤めいたしますが、準備の段階から少しずつ写真を掲載していきます。

<11月1日(土)>

 
常瑞寺には門が2つありますが、どちらも毎年11月1日に高札を立てます。

ところで皆さん、常瑞寺の正門はどちらかわかりますか?

町名で言えば新蔵側、車の通行ができない方の門が、実は正門です。写真は正門からの1枚。日頃車で出入りしている大工町側の門は、いわば通用門です。

補修に補修を重ねて、年季の入った高札。

この日は雨模様でした。

 

<11月9日(日)>

 

朝から「おみがき」でした。

おみがきでは、本堂の仏具を取り外して磨きます。境内の清掃も行いました。

皆さんのご参加。有難いことでした。

 

<11月14日(金)~16日(日)> 報恩講法要

 

今年は金土日の週末にあたり、お天気にも恵まれました。

 

報恩講は、様々な儀式(法要・読物)と法話で成り立ちます。

厳粛な儀式を通して、背筋が伸び、法話を真剣に聴聞させていただく準備ともなるのです。

荘厳な雰囲気の中で頭を垂れ、読物等で宗祖の御苦労をたくさんお聞かせいただき、報謝のまことを捧げるということが大切です。

儀式と法話という軸は変えず、さらに時代に合った付加価値(イベント等)も企画していければと思います。

 

また、親子そろって一緒にお参りして法話を聴聞するというのは、とてもいいことだと思います。

家庭で会話も生まれます。「まず参ってみる」というのも大事です。その一歩から始まります。

 

大網奥之坊常瑞寺では、毎年報恩講が勤まります。

どうか一人でも多くの方に、親鸞聖人とのご縁がありますよう。

この他にも、15日朝のお勤め・御文章拝読・法話(副住職)、16日朝のお勤め・御文章拝読・法話(副住職)がありました。

婦人会の皆様には、14日昼から16日昼まで、食事を毎食お作り頂きました。

男性陣の皆様には、法要儀式の準備から片付けまで、大変なサポートを頂きました。

 

来年も、報恩講をみんなで作り、お勤めしましょう。

【 福島南組 仏教婦人のつどい 】 9月29日(月)

7月の「門信徒のつどい」に引き続き、今年も「仏教婦人のつどい」が開催されました。会処(えしょ:会場のこと)は、須賀川市の勝誓寺様でした。常瑞寺からは私も含めて10名で参加させていただきました。

 

御講師は、松月博宣師(本願寺派布教使、福岡県海徳寺ご住職)が遠路お越し下さいまして、お取次ぎをいただきました。

浄土真宗のお寺でお聴聞をさせていただく中で、時に難解な用語が出てきますが、松月先生はそれをできる限りわかりやすくかみくだいて、先生独自の切り口でお話し下さいます。ですから、今まで言葉だけは聞いたことがあるようなことも、今回のお話で、お味わいが深まった方が多いのではないでしょうか。

この私が生きている「今」という現場にはたらいている「南無阿弥陀仏」のお話、大変有難くお聴聞させて頂きました。

また同時に、自分の内に向けるきびしい目ということを、学ばせていただきました。


今回の会処をお引き受け下さった勝誓寺様は、福島南組の中でも、東日本大震災の被害が最も大きかったお寺です。本堂の修復も今まさに進行中でありまして、大変な状況の中、117名のお同行をお迎えくださいました。1日お世話下さった婦人会の皆様、そしてご住職、坊守様に感謝申し上げます。

 

来年の「仏教婦人のつどい」は、常瑞寺が会処となります。これから始まる大広間の改修工事を経て、新しくなった施設でお迎えする大きな行事となります。身が引き締まります。

【 秋のお彼岸 】 9月20日(土)~9月26日(金)

あっという間に秋のお彼岸です。

今年のお彼岸は涼しく、過ごしやすい気候です。

一週間の間、少しずつ写真を追加していきます。

【 福島南組 門信徒のつどい 】 7月9日(水)

常瑞寺を含む、県中~県南にかけての浄土真宗本願寺派寺院のグループが福島南組(ふくしまみなみそ)です。毎年会場を持ち回りで研修を行っていますが、今年の「門信徒のつどい」は、田村市にある大乗寺様で開催されました。常瑞寺からは私も含めて11名で参加させていただきました。

御講師は、山崎龍明師(武蔵野大学名誉教授、法善寺前ご住職)に、悪路の中、東京からお越しいただきまして、「歎異抄(たんにしょう)の智恵に生き方を学ぶ」という講題でお取次ぎをいただきました。

仏法とは、他人事の学問として聞きかじるものではなくて、今を生きている自分に、まさに今はたらいているとても身近なはたらきであるということを、歎異抄を通して、わかりやすく、楽しくお示しくださいました。

とてもあたたかな時間であったなと思うと同時に、果たして自分がそのように仏法をいただきながら生きているかという問いも生まれてくる、学びの時間でもありました。

「仏法に生きる」ということの大切さや尊さを皆で味わうことのできた、意義深い一日となりました。

今回ご参加できなかった皆様も、また次の機会はぜひ、一緒にお聴聞させていただきたく思います。

大乗寺様には、本当に一日お世話になりました。有難うございました。

【 降誕会 】 5月18日(日)

親鸞聖人のお誕生の日(新暦5月21日)にあわせ、5月21日に一番近い日曜日に降誕会をお勤めしています。

この日はまず朝から、お寺の役員である総代・世話人の方々で会議が行われます。内容は常瑞寺の運営に関わる決算・予算となっています。

その後、本堂と書院の2会場に分かれて、本堂では仏教壮年会の総会が、書院では仏教婦人会の総会が開かれます。総会後、降誕会の御法要があり、御法話の後、降誕会祝賀会となっています。

【 花まつり 】 5月8日(木)

仏教を開いたお釈迦様のお誕生をお祝いする花まつりが、毎年、白河仏教会主催で行われています。

宗派を超えた仏教行事となっており、幼稚園のお子様たちが白い象を引きながら、通りを歩きます。

行列の出発点が常瑞寺となっています。

【 大昭和祭り 】 4月29日(火)

白河市の青年会議所が主催する「大昭和祭り」というイベントが、毎年4月29日の祝日に、お寺周辺の町内で開催されています。このため、この日は境内を開放して、イベントの会場に提供しています。

昔に比べて子どもが少なくなったことは確かですが、それでもこの日はたくさんの子どもたちが集まります。紙芝居やベーゴマ、バナナの叩き売りなどの昭和の風情が再現されて、面白いイベントです。県外からもたくさん来られるそうです。

【 第12回 法泉忌 】 2月1日(土)

法泉忌は常瑞寺オリジナルの行事で、今年で12回目を数えました。

常瑞寺を開いた如信上人のご命日(新暦2月2日)と、前住職のご命日(1月2日)の併修法要として、毎年お勤めしています。

この日はまず法泉忌公開講演会があります。法話会というよりは講演会ですので、ジャンルを問わず専門の方にお話をいただきます。過去には大学の先生や学芸員の方など、歴史の学びの時間となりました。この講演会はどなた様も自由に聴講できます。

講演会終了後は御法要があり、その後、門信徒新年会を行います。新年会ではゲームなども取り入れ、なかなか盛り上がります。

【 除夜会・修正会 】 2013年12月31日(火)~2014年1月1日(水)

一年の終わりの除夜会(じょやえ)と、始まりの修正会(しゅしょうえ)。

寒い中、たくさんの方が鐘を撞きにいらっしゃいました。

温かい飲み物やお菓子なども用意しています。

年末年始は、手継ぎのお寺でのひと時を。